この講演での専門家の意見は、正しいと思いますので紹介しますが、まず、作物が取れなくなるので食量難になる、すると、低栄養、昔で言う栄養失調が増え、飢え死にが出る、死なないまでも病気にかかり易くなる、その病気は、マラリア、デング熱、コレラ、等で、これらに依る死者は数100万人にも上るという予測でした。 2003年のヨーロッパの熱波では、たった2週間で7万人も亡くなったそうで大変な数ですね。亡くなった方の年齢分布は示されませんでしたが、老人が多いのではないかと思います。低栄養、それに伴う病気で亡くなるのは圧倒的に子供が多いのですが、育つ事が出来ない、成人できない、老人にまでなれないのは悲しいです。生まれたからには、天寿をまっとうして欲しいと思いますが、そうもいかない時代が来そうです。 過去100年で気温は10度上がり、東京の温度は2-3度上がったそうですが、このままだと2100年には地球の温度は4-5度上がり、真夏日は3か月になり、東京は43度になるとの事でした。これでは外出はできませんし、生きて行かれないのではないでしょうか。現に今、そうなりつつあると思うと納得します。 五月晴れって無くなって来ていて、すぐ夏になり、荒れた気候になっていますね。暑くなると豪雨、洪水、台風が増えるそうですが、今すでにそうですし、野菜が取れなくなって来ていますね。 早く何とかしたいのですが、その為にどうすれば良いかを知って、すぐ実行すべきかと思います。これはかなり根性入れてやらないとダメだと思いませんか。私が生きている間はさほど酷くならないだろうと思い、たかをくくっていましたがそうも言っていられないようですよ。次の世代、その次の世代を考えなければなりません。
するか、これは次回にします。