院長ブログBLOG

リウマチ熱

多摩区で溶連菌がとても流行っているので、腎炎やリウマチ熱といった溶連菌感染後の続発症というべき病気のお子さんが出てしまうかと心配しています。

古川教授ともその事で話合っているのですが、 リウマチ熱というのは溶連菌に罹った後になる自己免疫疾患というちょっと難しい物なんですが、お子さんの遺伝子と関係があり、なり易い人、なり難い人と分かれます。しかし、今や病気は殆ど遺伝子によってなり易い、なり難い、と判って来ていますのでこれも又、当然と言うべきかもしれませんね。

リウマチ熱という病気は日本ではとても少ないのですが、世界中では結構多いようです。それは、未開発な国では溶連菌感染がキチンと把握されず治療もされないからでしょうね。 溶連菌感染後、9日以内に適切な抗生剤を飲めば、リウマチ熱は防げますので、なるべく早く真相をつかむ事が大切ですが、そんなに容易く無い場合もあります。 溶連菌が、最初からハッキリ正体を表してくれれば簡単なんですが、なかなかそうも行きません。 只、漠然と喉が赤かったり、痛かったりするだけでは風邪と思って、病院を受診しないお子さんもいます。それでも、熱もたいして出ないで治ったように見えるケースもありますので100%把握するのは困難です。 溶連菌感染後、2-3週後に熱、関節炎、心炎、皮疹等がでますので、一応頭の隅にとどめておいて下さいね。心臓の病気、心炎を起こすと、心臓弁膜症になるので要注意です。

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