さーて熱中症には、段階があります。 どの病気も同じなんですが、軽いから重いまでいろいろなんですね。どんな病気も軽い内に治すのが良いですね。
Ⅰ度 軽傷 汗を沢山かき塩分を失った為に、めまい、筋肉痛 ケイレン (いわゆる足がつる )等の症状が出ます。 数秒間の失神等もありますが、体温は正常。 涼しい所に運び、霧吹きで体表 (服の上からでも)に霧を吹いてウチワであおいで冷ます。 まるで、お寿司のご飯ですねー。 これからは、暑い日の運動には霧吹きを持って行きましょう。そして、冷たいイオン飲料を飲ませて下さいね。
Ⅱ度 中等症 水分、塩分が失われた為、頭痛、嘔吐、 倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下等を認めるが体温は40度以下の物。 これは、もう病院にいかなければなりません。 Ⅰ度 と同じ事をしながら病院へ運びます。
Ⅲ度 重症 体温は40度以上になってしまい、意識がおかしくなりケイレンする事もあります。 肝機能、腎機能、 血液凝固障害等が起こり早く病院へ運ばなければなりません。 その間も、霧吹きとウチワであおぐのは忘れないで、冷房のある所に運んでも、救急車がくるまでやって下さい。
さあ、従来の分類だと、このⅢ度が熱中症と言われていたので、熱中症 = 重症 だったんですよ。だから、 「昨日、暑い中で運動したら、今日、熱が出たので熱中症でしょうか?」 なんて呑気な事は言っていられなかったんです。 そもそも、熱中症というのは、運動したり暑い中にいたりして、その時に起こる物ですから、翌日に云々という話ではありません。 ( Ⅰ度は熱ケイレン とか熱失神、Ⅱ度は熱疲労 と呼ばれていました。)
重症化を予防するのには、最初のサインを見逃さない事、早めに水分と塩分の補給をする事です。
安くて、効果のある処方箋 !
水 1 L 塩 1-2g 砂糖 大さじ 1-2杯 これ冷やせば OK. 良いですね。 私が時々下手なゴルフに行く事は以前ここに書きましたが、そこでは、 ポ00スoット みたいなの、一本 250円でした。 なんでも高いのねー。 イオン飲料が売り出された頃、みんなが、水0売だとか、水に耳かき一杯の塩と砂糖を少々いれれば良い、って言ってましたが、これを作って持っていけば安上がりですね。