凄い紫外線です。 真夏の太陽ですね。 私が子供の頃は、”クロンボ大会” なんて物がありました。 真っ黒に日焼けした子が元気な子 と思っていたんでしょうね。 今こんな事はあり得ませんね。 紫外線は有害です。 でも殺菌作用もあるんですよ。 地球上の生物や人類にはとても大切な太陽光ですが、良い事ずくめ とはいきませんね。 紫外線を沢山浴びると皮膚癌になるリスクが上がります。 しかも、生まれてから浴びた紫外線の総量が関係しているそうですから、赤ちゃんの時から気を付けねばなりません。
しかし、ヨーロッパの北の方とか、紫外線が少な過ぎる所の白人は、紫外線を求めて南に行ったり、外で裸になったりしますね。 昔、仕事の関係で言ったマルセイユの外れの海辺で一緒になった白人の奥方が、ドイツのインスブルックという所から来た、と言っていましたがいきなり 「失礼!」 と言って裸になったんで驚きましたねー。 そっち、見てはいけない感じですから緊張しました。 ニースに行った時も海岸にゴロゴロという感じで、外人が裸でいて、こちらが赤面という感じでしたけど、あちらは白人で色素が少ないし、いつも紫外線が少ない環境なので、骨の代謝の為、紫外線を浴びたがるんです。 こちらは、色素、充分過ぎる程あり、いつも太陽一杯ですから、不必要ですけどね。
アメリカでも、皮膚癌を減らす為、キャンペーンをやって、小さな子が海岸で、サングラス、帽子、タオルで体を覆っているポスターを全土に配布しました。 それで減ったかどうかは知りませんが、キャンペーンをやる費用の方が皮膚癌にかかる費用より圧倒的に少ないと言っていましたね。 でも、お金を抜きにしても癌にならない方が良いに決まってますが。
学生時代、皮膚科の試験で、 「オーストラリア で皮膚癌が多い理由は?」 というのがありました。 答えは、「紫外線が強いから」 というんですが、クラスに一人 「昔、イギリスの罪人を流したので、その祟りである」 と解答した子がいて、教授がみんなの前で読み上げ、大笑いでした。 こういう面白い人、好きですね。 これで合格させれば良いのにね。 あれ、この話、前にも書いたっけ? 2回目だったらごめんなさい。本当は、”日焼け止めの上手な使い方” という題だったんですが、本題に入る前に長くなったので、題を変え、次回に回しますね。