院長ブログBLOG

解熱剤 その2

さて、解熱剤、使うか使わないか? ですが、私は上手に使う派です。

小児科全体で使わないという医師は1%位でしたが、やや増えて2%位になってきました。 それでも全体で2%位という事は、圧倒的に大部分の医師が使うということですね。 どうしてでしょう? それは、私達の病気は全て原因があってなるのですが、必ずしも全ての病気が原因がわかる訳では無く症状を良くする薬で治療するしか無い物も多いからです。 また、症状に対する治療で充分という場合も多いですね。

そんな訳で熱が高く出たら上手に解熱剤を使って元気を保ちながら過ごし、治るまで体力温存が良いと思います。大きな病院でややこしい病気の多い場合は、また違って解熱剤を一切使わないで経過を見るケースが多いかと思いますがこれは意味が異なります。

一日に使う量と間隔の制限を守る事、38.5度以上で具合の悪い時に上手に使う事、これを守るのが大切ですが使っても構わない、むしろ放っておいて41度を超えてフーフー、というより良いかと思います。

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