川崎市で多い病気は、1.手足口病 2.感染性胃腸炎 3.溶連菌感染症 でした。
今年は、手足口病が多いですね。 大発生です。 そして、重症化しました。 先日、医師になって初めて、手足口病の後、爪の変形を認めたお子さんを診ました。 初めてでしたし、医学書にもそのような記載は、ありませんので、念の為、皮膚科を受診して戴きましたが、やはり手足口病の所為でした。 今まで、重い病気に罹ると、爪の変形をきたす事は判っていましたが、手足口病は重い病気の範疇には入らないので、疑問が残り、受診して頂きましたが、問題はありませんでした。 足の爪はあまり大きく変形していませんね。 手が圧倒的に多いです。 そのままで大丈夫で、治療は要りません。 だんだんに、正常な爪が根本から作られて伸びて来ますので、心配要りません。 手足口病は、手、足、口に発疹が出来る訳ですから、ウィルスは、その場所に伝搬する訳で、部分的に手や足だけが重点的にやられて、重病と同じような結果になってしまうんでしょうかね。近い内、と言っても1年位は懸るでしょうけど、論文が出ると思います。