川崎市の子供の病気、今週のトップスリーは、 感染性胃腸炎、手足口病、RSウィルス感染症 でした。
RS ウィルス感染症は、あまり馴染みがないかもしれませんが、 所謂鼻かぜです。 2歳までに、ほとんど100%感染します。 保育園に行っていると感染の危険性は高いですね。
そして、問題は1歳以下です。 30%位のお子さんが気管支炎、細気管支炎、肺炎等になるリスクが高いですね。 こればかりは、年齢が小さい、イコール弱いですから仕方が無いとも言えます。 そして、このウィルスには特効薬がありませんので、全身状態を良く保つように気をつけて、ケアーをするしかありません。
特徴は、まず、鼻水が出る事ですが、鼻水なんてありふれた症状は、いくらでもありますので、それだけでは決定できません。 咳も酷くなって熱も出て、ドンドン具合が悪くなるようでしたら、要注意ですが、これは他のウィルスでも同じで、RS のみに限った事ではありません。 鼻水を取って、チェックする検査がありますので、小児科では怪しいとなったら検査します。 また、遺伝子の型がたくさんあるので、すぐまたかかるのですが、2回目からは、ややまし、というか、やや軽くなる傾向があります。 いずれにしろ感染するのはうれしくないですけれどね。