院長ブログBLOG

貧血の続き

小児科での貧血は赤ちゃんの次は思春期の女の子に注意です。 女の子に貧血が多い理由、まず第1は、やせ願望ですね。 どうして痩せたがるのかしら不思議なんですけど丁度良いような感じの子でも痩せたがるんですね。 昭和50年と比べると2.5倍、女の子全体の20%が ”痩せ” に分類されています。 貧血するまでダイエットしては行き過ぎで、他の体に必要な成分も足りない事でしょう。健康でなければいけないですね。貧血が酷くなると、氷を食べたがったり、変な物を好んだりするケースも出てきますが、そこまで行くのはかなりひどいケースです。 しかし、気をつけなければいけないのは、このような貧血は徐々に進む為、殆どが自覚症状が無いって事ですね。 聞くと何とも無い、と答える方が大部分です。 坂を上がる時、息切れしたりする事もありますが、ご本人は、他の人もそうだと思っているので、異常と思わないですし、運動時の息切れははふつうに起こる事ですから、これも又ご本人は異常とは思いませんね。 実験では貧血ネズミには、記憶力の低下が認められるというデータが出ていますので、貧血すると勉強が捗らないですよ。 第2は、女の子には生理があるからなんですが、これは案外少量の血液で、30-60mlというお話しでした。思いの他少量ですね。でも男の子より多くの鉄分を必要とする事は変わりありません。

では、どうしたら早く貧血を見つけられるかと言うと、あっかんべーをして、下瞼の裏を見て下さい。 ここが赤みが薄いと貧血している可能性が高いです。検査は直ぐできますので、心配だったらして下さいね。

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