院長ブログBLOG

 B型肝炎 ワクチン 

10月から B型肝炎のワクチンが無料で出来るようになります。 でもこれって、本当は只ではないんです。税金を使って、赤ちゃんは無料で接種できるようにしたのですから、なるべく打って下さいね。 皆さんの税金を使ってやってくれるんですから、もったいないです。 これを打つと、将来、B型肝炎に罹りません。そして、その後、 B型肝炎に罹って、長年経ってなる癌にはなりません。 他の原因でなる肝がんは防ぐ事はできませんが、 B型肝炎に罹って長年経つとなってしまう肝がんは防ぐ事ができます。

昨日、このワクチンの会があって行ってきました。 世界中で3億人が感染していて、毎年60万人がこの病気に関連した原因で亡くなっているそうです。日本でも、感染している人は、100万人いて、その10-15%が慢性肝炎、肝硬変、肝がん だそうです。そして、アフリカとアジアに患者さんが多いのです。 何時、何処で感染するか判りませんので、ワクチンをするのが良い方法だと思います。 医療従事者も危険性が高いので、昔、私もワクチンを打ちました。もう、かなり前なので、免疫が落ちているかもしれませんが、そういう場合は又打つと直ぐ免疫が回復するというお話しでしたので、赤ちゃんの時に打っておけば、ずっと守ってくれると思います。 20年も30年も経ったら、再度打つようになると思いますが。

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