昔から ”おねしょ” ってありましたよね。 なんとなく、不名誉な感じで、ナイショにしておくような感じもありましたが、最近、キチンと治療しようという機運が高まってきました。 しかし、これは、病気か、発達の1段階か、微妙な処もありました。 年数が経てば治る、という考えもありました。 確かにそれはそうで、6歳位からは、1年に1割位の患者さんが治って行きます。 6歳でも頻回のおねしょのお子さんは、専門のクリニックを紹介しますが、治った方に 「結局何が一番効いた感じですか?」 と聞いても 「判りません、時期が来て治ったような感じです。」 という答えが多いです。 年齢や回数を考慮して ”アラーム療法”という、おねしょをするとブザーが鳴って、お子さんが目覚める方法や、お薬を飲む方法、等で治療した方が良いとなってきました。その方が、親子関係も良くなるし、 学校や幼稚園の行事にも参加できるので、なるべく治療を受ける方向で検討しますから、おねしょの回数の多い方は相談して下さいね。