昨日、雨が降ったので、湿っていますが、今日は良い天気ですね。 このように、湿度が上がると、インフルエンザの流行も、ちょっと収まる事が多いのですが、今年はまだ始まったばかりですから、収まるのは、もう少し先でしょう。 昔から、雪が降ると、流行が収まる、と言われていました。 これは、科学的な根拠もないかも知れませんが、雪はだんだん溶けるので、暫くの間、湿度が保たれるのが一つの理由かと思います。 鼻の粘膜が乾くと、ウィルスが侵入しやすくなりますので、適度な湿度は大切なんです。
私達の鼻や喉の粘膜は、免疫を担当する物質で覆われているのですが、乾くとその働きが悪くなりますし、気管支の表面には、繊毛というかわいい小さな毛もびっしりと生えていて、変な物が侵入してくると排除する(まるで箒で掃くようなイメージ、但し、とてもとても小さいんですよ) 働きがあるのですが、それも悪くなってしまいます。 ウィルスが感染すると、かわいそうな位ハゲハゲになってしまって、電子顕微鏡で見ると、これは、やられてるって、わかりますよ。
それでも、治って、綺麗になりますので、大丈夫ですが、いろんな事が判るようになって面白いですね。