院長ブログBLOG

体内時計にノーベル賞

今日、読んだ記事に、体内時計の仕組みを発見したアメリカの研究者にノーベル賞が授与されると書いてありました。 体内時計ってみんな知っていると思いますけど、ヒト以外にも、動物でも植物でも、地球が自転する事から昼夜のリズムが出来、睡眠や代謝がコントロールされている、となっているので、電気の発明から後、急に夜が明るくなっても、昼夜逆転の生活をするのは生物として無理ですね。 地球が出来て、自転し、生物が発生した時点でもう体内時計って物が備わっているんですからね。 その仕組みは、何と細胞レベルでコントロールされていて、遺伝子に依るんだって。 これは凄いですね。 ハエの実験でコントロールしている遺伝子が確かめられて、ヒトにも同じ遺伝子があるそうです。でも、体内時計って正確に24時間では無く、ちょっとズレているので修正しているんでしたよね。

体内時計がヒトの体調に及ぼす影響は大きく、 眠りの深さ、血圧のコントロール、体温の上昇、ホルモンの分泌等に深く関係していますので、無理に夜起起きているのは止めた方が良いですね。 以前、救急担当の先生が、夜働く生活が続いたら、まず、便秘になって、だんだん体調が狂い、体を壊した、と言っていました。今、お子さんで、夜遅くまでスマホをいじったりして起きているケースが多いのですが、これが、体内時計を狂わせるので、気を付けて下さいね。

私も若い頃は、当直をしましたが、眠れなくても翌日も勤務、そのまま働いて72時間連続なんてザラで、若く無いとできません。無理でしたし、明日は当直だと思うと憂鬱でした。 徐々にこういう状態も改善されれば良いと思いますね。 せめて当直の翌日は休めるようになって欲しいです。

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