亡くなった母の本棚から、選んで来て、本を読んでいるのですが、なにしろ老眼で、目が疲れるので、目の力を医学書に取って置きたくて、なかなか捗りません。 母は私が医師になったので、このような題名の本を読んでみる気になったのかと思い、少し読んでみました。 冒頭に、丸谷才一という人の言葉で ”医者に向く人の3条件” というのがあって、それは ”丈夫な体と優しい心とそこそこの頭” だそうです。そして、優しい心を持った医師が、癌の専門家だったので、治療をする内に、仕事が強いストレスとなってしまい心を病んでしまった話が書いてありました。患者さんが亡くなるのに耐えられなくなってしまったんですね。 哀しいです。
この写真、斜めになってますね。 どうも失礼しました。 題名は 「医者という仕事」 なんですが、「という」 の部分が小さい字なので、見えませんね。 著者は、芥川賞を取った人だそうです。 もう少し読んでみると又面白い事が書いてあるかも知れません。