川崎市のお子さんの先週の病気は、 1.感染性胃腸炎 2. A 群溶連菌感染症 3.インフルエンザ で、その前と変わりませんでした。 私の処では、感染性胃腸炎が多くなってきましたね。 インフルエンザはさほど多くありません。 A 型が少し出ていますね。 こういう感染する病気は集団生活の場で広がったりしますので、地域限定で流行っています。インフルエンザの検査は、やれば必ず陽性になる物ではありませんので、陰性だったら違うと保証は出来ないんですよ。 時々、検査の結果を ”陰性でした” とお話しすると 「あー、良かった。 違ったね。」と喜ぶ方がいますけれど、インフルエンザでは無いと証明する事は出来ないんです。
感染性胃腸炎は、ノロが有名になりましたが、他のウィルスもありますので、症状から、直ぐノロと決めつけなる事はできません。 他のウィルスでも感染しますし、治療も変わりは無いのですが、ノロが有名になったので特に心配なようですね。 年齢が小さいお子さんの場合は、ロタというウィルスもありますが、ウィルスに依って治療が異なる訳ではありませんので、原因の検査は不要です。 只、大人で食料関係や、集団生活の場で働いている方は要注意ですね。