昨日の土曜日、日本で一番大きい小児病院、”成育医療センタ”ーへ、行って来ました。 ここは、有名な病院です。 研究会があるので、時々行きますが、 私の所からは近いので、患者さんをお願いしたりもしますね。
なにしろ日本一ですから、すごい設備です。 今、来て下さっている、古川教授も、国立大学の小児科教授ですが (現在は名誉教授)、驚いていらっしゃったのですから、そうとうですね。 古川教授と、成育の一番偉い先生は、親しい間柄ですよ。まあ、多額の資金投入も子供を救う為なら良いと思います。遠くの方は、来るのが大変ですから、川崎市多摩区は近い方でありがたいのですが、ふつうの病院とはレベルが違いますので、やたらと行くような所ではありません。診察を申し込んで、診てもらうまで、かなりかかります。( 救急の方は別 )
さて、そんな訳で、昨日のテーマは、小児の腹痛でした。 救急の先生、小児消化器の先生、小児消化器外科の先生、画像診断 ( 超音波 とか CT とか MRI の事 )の先生 等で、大変興味深かったです。
結論は、”子供は難しい” と言うことですね。 何しろ 「お腹が痛い」 と言っても本当に痛いのかが判りません。 お腹のどの辺がどういう風に痛いのか、全く不明です。 「お腹、痛い?」 と聞くと、 「イタイ」 と答えます。 「頭痛い?」 と聞くと、「アタマ、 イタイ」 と答えます。 しかも、お腹の診察をしようとすると、大泣きするので出来ないし、ここが、小児科の難しい所です。 他の科の先生の中には、子供は泣いて訳が判らないからイヤ、と言う方もいますね。 そういう方だから、小児科を選ばなかったのでしょう。 こちらは、毎日、朝から晩まで、泣いても平気です。かわいいもんですよ。 お子さんの、泣いている顔も是非写真に撮っておく事をお勧めします。 いい記念になります。 笑っているばかりでなく、泣いている顔もかわいいもので、わが子ならなおさらカワイイですよ。