院長ブログBLOG

子育て川柳

子育て川柳                               2014.4.4

今日は教授先生の外来なので、私は少々余裕があり、このコラムを書いています。 私の待合室に置いてある本は、大多数は頼まなくても出版社から送って来る物なんですが一体どういう仕組みなんでしょうね?  良く判りませんが、その中にハッピー子育て川柳と言うものがありました。

こういうの、好きですね。 この中から小児科としてアドバイスできる物を一つ。

”なぜ泣くの 新米ママの  目も涙”

これって、良く判ります。 医学部で、学生結婚し赤ちゃんができたのですが若かったので、勉強中に泣かれ、激しくゆすってあやしてたら、首がガクガクと揺れ、脳に障害が出たケースがありました。 これは実話です。あやすのに、激しく揺すってはいけません。 無意味です。ママのお腹の中で聞いていた心臓の鼓動のように静かに揺するのは良いですが、激しすぎると脳が壊れてしまいます。

夜泣きされると大変ですね。 私も若い頃大変でした。 仕事、育児でもうヘトヘトでしたね。 赤ちゃんにも体質があって、夜、お風呂に入れおっぱいを飲ませたら、朝までぐっすりというタイプもあります。 私の友達の子供はそういうタイプで羨ましかったものです。 でも無理言ってもねー。 だって私の母、私、とみんな良く眠れないタイプなんです。母なんて旅行大嫌いでした。 眠れないのです。私もやっと眠れるのは帰る頃です。外国なんて行くと、もう大変。 行って1週間位はダメなので、1週間の滞在中ずっと夜中にパッチリ、肝心の見物中はアクビばかりです。帰って来て、また、一週間位、夜中にパッチリ、昼間ボンヤリです。 これでもう2週間はダメな勘定ですからね。なんだか楽じゃないんです。

でも、こういう眠り方のような物も全て遺伝子によって規定されていますので、文句はご先祖様に言うしか無いでしょう。 でも、そのご先祖様のおかげで今の私達がある訳ですから、あながち文句ばかりは言っていられませんね。

さあ、そういう訳で文句言っても始まらないし、泣かれたら一緒になって泣いていてもラチが空きません。 夜泣きでも昼泣きでもなんでも、親は冷静に、抱っこしてちょっと外を歩いて来るとか、頭を冷やすのが大事です。

夜、外まで行くのも大変ですが、どうせ泣きわめいているんだったら、静かに外へ行って一回りしてくると寝ますよ。 泣く理由は不明です。何か不愉快な事があるんでしょうが、あまりにも、原因が多くて特定するのは無理なんですよ。以前、赤ちゃんの泣き方で、何を求めているか知ろう、という試みがありましたが、結局わかりませんでした。 動物でもそういう研究がありますが、やはり無理なようです。 おおまかな、傾向位で、 例えば、犬が歯をむき出して激しく吠えていれば怒っているのですが、これぐらいは誰でも判りますのでお金をかけて研究する程でも無いように思いますが。

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