オタフクが流行ってますね。
インフルエンザ程の大流行にはなりませんので、あまり目立ちませんが、学童位の年齢層で流行っています。何故かちょっと熱が出る方が多いですね。普通は熱が出る方は少ない物なんですけど、今年は結構熱が出ますね。
耳の下の腫れは、片方からですが、反対側も遅れて腫れます。片方だけしか腫れない場合は、細菌感染が多いですよ。しかし、この二つは、最初は区別不可能です。見た目も、本人の感じる症状も変わりは無いので、数日待つしかありません。経過を見ると己ずと判ります。細菌感染は片方だけ、抗生剤を飲むと直ぐ良くなります。 しかし、繰り返し罹るという性質があります。(これをクセになると言う人がいますが、そんな事はありません。もともとその人が、構造上、なりやすいという特徴を持っているのです。)
オタフクは、あまり絶対という症状がありません。耳の下の耳下腺という所が腫れるのですが、目立たない人も居て、知らない間に罹っていて、免疫が出来ていた、という方もいますね。何回もかかっても免疫が出来ないという方は、細菌感染で、オタフクとは違います。
本当の名前は、”流行性耳下腺炎” というんですが、犯人は、”ムンプスウィルス” 所謂おたふくかぜのウィルスです。 大人になってから罹ると酷くなりやすいので、未だの方はワクチンをして下さい。完全に防げる率は75%位ですが、もっと良いものと言っても無いのです。