さーて、スーパーのレジで、ビックリしながらお金を払い、こういう仕事の人も大変そうだなー、と思いつつレジを離れたら、後ろにいたちょっと酔ってる感じの中年のおじさんが、お勘定を済ませ、丁度前を通りかかった店員のバイトの男の子に 「どけっ」 と怒鳴ったのです。 なんと言うことでしょう。 もうビックリです。 ほんのわずかな事なのに、怒鳴るなんて。 会社で面白くない事があったのかもしれませんが、バイトの男の子に八つ当たりしないで、と言いたくなりました。
言われた男の子は、ビクッとして、急いでどきましたが、とても傷ついたようでした。近くに居た同じようなバイトの男の子と顔を見合わせていました。 「かわいそうに、気しないで。きっと、仕事でうまく行かない事があって機嫌が悪かったのよ。」 と言ってあげたくなりましたが、そばにそのおじさんが居たので、言えませんでした。 なんか、自分が優位に立っていたら、怒鳴ったりするような人間ってイヤだなー。 お店のお客だったら、店員を怒鳴って良いの? おかしい! 先進国では違うわよ。 あちらは、売る側、こちらは買う側、何も人間として横暴な事をして良い訳では無いと思いますよ。
なんだか、こちらも暗澹たる気持ちになって袋に詰め、(ここが上手くいかなくて、いつもゴチャゴチャになってしまう。レジの人のやり方をみて研究してるんだけど、上手くいきません。) エレベーターに乗ったらとたんに、乗っていた男の子が、「アッ」 と言いました。 見ると、知ってる患者さんでした。 こちらは、レジの袋を抱えていて、恥ずかしいわね。でも一応挨拶して、 エレヘー゙ターのボタンを押す必要があったので、見たのですが、黒いボタンでどれが何階か見えません。誰かが押していると、数字が光ってるんだけど、運悪く、私の4階は誰も行く人がいないようでした。 あせって、判らないまま、手近なボタンを適当の押すのであった。 だって、3の近くに4が有ると思うのが妥当ではないかしら? ところが、残念な事にどれも違ってしまって、3個も押したのに、みな違ってしまいました。 今思うとその子に 「4を押してくれない?」 と頼めば良かったわね。
もうこれ以上は、押さない方が良いと思って、中止。 その子が何か言ったので、「皆違ったの。面目無い。」 と言い、知らんふりしていたら、その子が、エレベーターのドアが開く度に閉めてくれました。 最後に、もうここしか無い、というボタンを押したら、4階でした。 ママの、危なかったですね、 と言う言葉を聞きながら退散しました。 こういう事があるからよけい苦手なんです。
あっ、それから、レジの所で、外人のおじさんが、薄いビニールの袋を開こうとして、もう真っ赤な顔してパンパン叩いていました。魚を買ったりするとくれるアレですよ。 ここに濡れた布があるから、これで手を湿らせるのよ、と教えてあげたくなりましたが、外人だし、みんなが触ったのに触れたく無いのかもしれないので、黙っていましたけど、今日はおじさんの日だわねー、と思う一日でした。 とにかく、スーパーに行くのも大変ですね。凄く歳を取ったら行かれそうもありませんよ。