ペニシリンが実用化されたのは1943年で、私は未だ生まれていません。 モチロン、皆さんも生まれていませんよね。でも話に聞くと、アメリカからすごい薬が出て、日本人もお金持ちの人はそれを使って肺炎がなおるようになったと騒がれたそうです。 とても高価だったのでしょうね。 画期的な薬だったと思います。 さてその後、50年間は、新しい抗生剤と菌との「いたちごっこ」となりました。 抗生剤を使うと、それが効く菌は死滅し、効かない菌は残りますので、「菌交代」 となります。 これを繰り返し、「いたちごっこ」となった訳です。そして、もう新しい抗生剤はできなくなってしまいました。 菌は交代して、抗生剤が効ない菌ばかりが増え、新しい抗生剤は無いし、困った事になったんです。そこで、抗生剤はなるべく使わないようにしましょうと決まりました。 どうしてかと言うのは、又、明日。