忘れてました。 育児の新しい問題の続きがあったのでした。 ”小さく産んで大きく育てる” のはどうしてお勧めでないかという話を書こうとしていたのでした。
それは、成人病胎児期発症説 という説がでてきて、小さく産まれた赤ちゃんは大人になってからの心臓や血管の病気のリスクが高いという統計が発表されたからなのです。 モチロン、これだけが全てではありませんが、ママのお腹の中で、低栄養だと、(ママがダイエットしたりして、充分栄養をとらないでいると) 脳を守る為に肝臓、膵臓、筋肉、等に良い状態が維持できない為、少々厳しいらしいという説です。 そして、少ない栄養を上手に使えるようにエネルギーを倹約する体質となり、将来的にメタボになり易かったり、糖尿病になり易かったりするという仮説がでました。
これは、医学的な統計や、仮説ですからこれが、全て正しいという訳ではありませんが、最近の日本の傾向は、 ”痩せたママから小さな赤ちゃんが生まれ、肥満児になる” という事でした。肥満児になる、とは断言できませんが、なり易いという事でしょうね。
スコットランドの研究では、 BMI 23 のママから生まれた赤ちゃんが一番健康的という統計がでました。 BMI 23は少しポッチャリでしょうか? 25なんてなるとかなり太目ですが、自慢じゃないけど私は25位はあると思います。 でも、大人は少々太目が体力があるという説もでましたよ。 これは妊娠中の人ではなくふつうの人の話です。 ( BMI の出し方をここに書こうとしたのですが、割る という記号がどうしても文字のキーに見つからないので、ダメでした。調べられる方は調べて出して下さいね。) BMI 18.5-25がまあ普通とされていますが、私はギリギリセーフかどうかの堺目です。
さてここで、痩せたママから小柄な赤ちゃんが生まれ、肥満児になり易い傾向があるとすると、そもそも、日本の赤ちゃんを太らせた方が良いか痩せたままが良いか? という話になってきます。 ちょっと長く難しくなりましたので、また次回にしますが 忘れないように気をつけますね。