小児科の大きな関心事は、発達障害はどうしたら治るか? です。本当に治れば良いですね。 現在、発達障害のお子さんは、所謂躾で改善されるのか? というのが論争の的ですが、どうやらそうでは無いらしいですね。 脳の構造というか、脳の個性のような書き方をしている本が多いです。これは、私の意見ではないので、怒らないでくださいね。この本は、漫画形式で簡単に読めて面白かったので紹介しますが、お子さんに世界がどのように見えているかも書いてあり、興味深いです。いろんな刺激に敏感だと判りますよ。 学校に行って、授業中、廊下で寝ていた理由とか、世の中がどのように見えていたか、20歳になったお子さんが話をします。ゆっくりですが、発達して行く様子等が興味深いですね。早く、完全に治る日が来ると生き易くなるかと思いますが、個性と捉えると微妙ですね。