院長ブログBLOG

夜の8時まで。

いつも診察している時に、あっこれについて書きたい、と思うのですが、忙しさに紛れて忘れてしまいます。 こちらが記憶力の衰えですかね。ドラマの中での韓国の老人の判断力を心配してる場合じゃないわね。 反省。

インフルエンザももうそんなに多くは無いので、ちょっと暇になりました。 小児科医も、子供の数が減ったので余ります。 もう少しすると、余って食べて行かれなくなるそうです。 でも、どんなに医師が増えても、女性が4割位になるので、みんな辞めたり、休んだりで、何時まで経っても医者余りにはならない、という説もありますが、どうなるんでしょうねー。 本当の所は不明ですけど、とにかくみんな (特に女性と子供) が幸せになると良いな。

そうでした。一つ思い出しました。

私が担当している保育園で先日聞いた所、夕方7時まで預かっている、と言うので驚きました。 夜8時までの所もあるそうです。延長保育で頼まれれば、夜の8時までだそうです。 10年前には、夕方5時とか6時までで、ママのお迎えが遅れると ”赤ちゃんでも外に出します” と言う保育園もあったそうです。これは、言葉でいうだけで本当はそんな事はしないのですが、そう言わないとドンドン遅れてずれ込むので、そう言ってただけでしょうね。

7時や8時までだと、ママにとっては助かりますね。でも、子供との接触が少なくて心配です。  簡単なお食事も出るそうです。 もう、家に連れて帰って、お風呂に入れて、寝かせるだけですね。 楽かも知れませんが、”薫陶” という言葉からは遠いので心配になりました。大事な我が子をどういう理念で育てるか、というか、どういう人間に育てたいか、という 事は、全然関係ないですね。 子供を育てる、と言う事は、絶対にやり直しが効かない一大事業です。 良く考えて決めるべきだと思いました。 仕事は少し減らしても、子供に時間とエネルギーを注ぐ時も必要でしょう。子供が、少し大きくなったら、仕事を増やしても良いと思いますが、ここで問題は、イザそうなってからでは、おいそれと都合良く良い条件の仕事が無かったり、元の職場に戻れなかったりします。

また、私の世界では、2,3人のドクターで一人前みたいな働き方もあり、 ワークシェアー  ですが、妊娠、出産で他のドクターに負担が罹る事、又子供がいると、当直できない等でやはり男性のドクターに負担が増す事等で喜ばれません。私が勤務していた頃は、妊娠すればクビでした。何か良い解決方が見つかると良いので考えているのですが、まだ見つかりません。何か名案は無いかしらね。

 

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