昨年、香川県で調べたところ、10歳の子供の約1割に、コレステロールが、高いとか、中性脂肪が高いとか、血糖値が高い事を示す ”ヘモグロビン A1c” が高い等、中高年に認められるような以上が見つかったという記事が出ました。 10歳から生活習慣病的では嬉しく無いですねー。
このような異常を示すお子さんは、 ”お腹一杯食べる” ”早食い” ”ゲームをしている時間が長い” 等の特徴がありました。アレアレ、私も2項目当てはまってしまい、ゲームだけがセーフです。 どうもこれは注意した方がよさそうですね。 対策は、 「肉を減らし野菜を多く」 「お菓子やジュースを減らす」 「休日は家族で運動をする」 等で、実際に効果があったそうですので、是非実践して戴きたいと思います。
便秘のお子さんも異常に増え、日本の子供に今までに無い変化が起きてきていると思いますが、野菜の摂取量が減ったというのは確実です。 私が子供の頃は、野菜料理が非常に多かったですね。 今、野菜料理と言っても、調理が面倒だから、野菜サラダが多いのですが、あれは沢山食べたと思ってもホンの少しなんですよ。 試しに加熱して見て下さい。 ホンの少しに減ってしまいます。朝ご飯に 菓子パンだけを食べたり、 お茶ずけ なんていうお子さんもいました。 朝、起きてから、ご飯までの時間が短いので無理なんです。でも体の条件は変わりませんので、何とか考えて、調理しておくとか、休日に下ごしらえした物を冷凍しておいて上手く使うとかはどうでしょうか?私の同級生だった人で 0大教授になった人は、結婚した御嬢さんに下ごしらえした物を届け、冷凍しておいて上手く使うようにして貰うとメールに書いてありました。 (男性ですよ) その人のメルマガには、 ”頭の良くなるクッキング” なる項目があるのでおかしいです。 「それ以上もう良いじゃろう」 と言いたい。
さて、運動するのには、お金がかかる時代になりましたね。 休日に家族で運動すると効果があると書いてありましたが、難しく考えないで、その辺を歩くとか、公園で遊ぶとかでどうでしょうか? 先日聞いた話では、公園でキャッチボールもできないそうで、理由は、危ないから、というのですが杓子定規に考えないで、可能な範囲でやったらどうでしょうか? 小さい子が来たら止めるとか、ボールが逸れても危険が無いように配慮するとか。 なんとかしないとこのままでは、肉体的にも精神的にも日本人が脆弱化していきそうです。もうすでに、日本人が劣化していると言われて久しいのですが、それは医学的には診断に相当するものですから、治療を考えなければならないと思いますね。 30年ー50年後を考えると、子供の健康が大切だと思いますが。