仕事が終わってから、武蔵小杉で、研究会があって出かけたのですが、 随分久しぶりでしたので、迷子になってしまいました。 さあ、大変。 全然、見た事も無い街になってしまっていました。 ビルにもまったく見覚えがありません。 以前は、小杉御殿町という信号から直ぐの所に、中原区の休日急患診療所、という物があって、そこへ車で行ったものですが、どうしてもそこが判らないのです。 ようやく、町の地図みたいな物を見つけたんですが、何しろ夜だし、判らないんです。 暗がりで、案内のハガキをバッグから出して、メガネをかけ、よーく見たのですが番地が書いてあるだけで、やはり判らず。 もう帰ろうかとも思ったのですが、折角来たんだし、シャクだからもう少しねばろうと思って、取り敢えず、番地が近い方向に歩いて行くとマタマタ意味不明の場所じゃないですか。 ヤケ00になって、丁度通りかかった若い人に、”区役所はどこかご存知でしょうか?”と聞いてみました。 ”休日急患診療所” ってだいたい区役所にあるからです。 そうしたら、その方が、とても良い方で、一緒に歩いて連れて行ってくれました。 もしかして、 「このおばさん、 ダメそう」 と思ったのかしら。 でも感謝。 そして鋭い事に、「この時間に区役所が開いているんですか?」 と聞いて、暗に心配してくれてるみたいでした。 もの凄い信じられないような裏道を通って、連れて行ってくれたんですよ。この方が近いからってね。 ああ、良かった。 7分遅れ位で間に合いました。 そして、急患診療所は、以前と全く変わらず汚くて、もの凄く古い、シミだらけの外階段を上がって2階に行くのも変わらずで、笑ってしまいました。あれを知らなかったら、たどり着いたとしても絶対中には入れませんよ。
今日の講演は、某大学の耳鼻科の教授の中耳炎のお話でしたが、何と女性でしたので嬉しかったですね。講演の後の雑談みたいな時、 日本人と中国人は、耳を触るのが好きで、良く耳掻きをするが、外人 (白人) はしないとか、南方系の人にアメ耳、という柔らかい耳垢が多いとか、白人にもアメ耳が多く、殆ど耳垢取りをしないとか聞きました。 面白いですね。 私の故郷では、アメ耳の事を、 ”じゅる耳” と言ってました。 ”じゅる” というのは、柔らかいという意味です。
そして、耳垢はあまり取る必要が無いそうですよ。 中耳炎の疑いがあって、鼓膜を見る必要がある場合には、取らなければ見えませんので、取りますが、その時、傷付けるといけないから気を付けるようにという事でした。 昔は、子供の耳垢が溜まり過ぎて、コルクの栓のようになり、難聴になって、耳垢を取ったら良く聞こえて、勉強ができるようになった、等と言う笑い話もありました。 これは極端な例でしょうけど、私の母が教師だったから、そんな話も知っていたんでしょう。 モチロン、講演は、学問的な話が主だったんですよ。