院長ブログBLOG

偉い女性の先生

先日の学会で、新型ウィルス感染症という演題で講演した先生も、女性でした。 国立感染症研究所の先生で、時折 TV でお見掛けします。  ちょっと難しいのですが、 エンテロ D68, とノロウィルス、 ジカウィルス等についての講演でした。

エンテロウィルスって、人に感染する物がなんと68種類もあるんですって。 沢山ですねー。 こんなにあってはたまらないって感じです。 症状は発熱、咳、鼻水等で所謂風邪に似ています。2015年にこのウィルスによって喘息症状を呈するお子さんが急増して話題になりました。 それから、この前も書いたジカウィルスのお話しがあって、 小頭症という頭が病的に小さいお子さんが増えて、問題になっているという事、 それと、ギランバレー症候群という難しい名前の病気も増えて医学的に問題になっているという事でした、 このギランバレーという名前は、学生の時から試験に出るから絶対に覚えますが、滅多にみない珍しい病気です。 そして、ジカウィルスは、蚊によって媒介されるのみならず、性交渉によっても感染するという事で、血液中の10万倍のウィルスが精液に認められるというお話しがあり、その多さに驚きましたので、記憶に残りました。 (ここ、子供は見て無いよね) いろんな事が判ってくるんですね。そして、患者さんの血清という血液の上澄みのような物をー70度に保存して送ると、一度に100種類以上のウィルスの検査が出来る施設が日本に52か所(?) あるってお話しでした。もっともっとややこしい難しいお話しが出て、女性の先生だったのでますます嬉しくなりました。

私が大学を出る頃は、女性は入局させない、なんて公言する科が多く、諦めていた人も多いと思います。今、こんな事を言ったら大変でしょうね。 どこの大学でもセクハラ委員会があって何か問題があれば、すぐ対応する仕組みのようですよ。時代は変わりましたね。

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