プールの季節になりました。 学校、保育園、幼稚園等で皮膚病が感染する事に付いて、意見が纏まり、学会からキチンとした形で出ましたので、参考になればと思います。
「とびひ」 (伝染性膿痂疹) 菌の皮膚表面への感染で起こります。 手で触ったり、水泡の内容が付いたりすると感染します。プールの水を介して移る事はありませんが、接触すると感染の危険性がありますので、プールは禁止となりました。 プールの水には殺菌の為に塩素が入れてありますので、「とびひ」の原因菌は 15-30秒で死んでしまうんだそうです。凄いですねー。
「みずいぼ」 (伝染性軟属腫) これは皮膚へのウィルス感染で起きる物です。みずいぼの部分の皮膚が直接付くと感染しますが、プールの水を介しては移りませんので、プールに入っても結構です。しかし、タオル、ビート坂、浮き輪 等を介して移りますので、一緒に使わないで下さいね。実際は、水泳中に「みずいぼ」部分の肌が直接触れて感染する機会はあまり多く無い、と言われています。 幼稚園等で一緒に遊んでいると、チビちゃん同志くっついたりして、触れる機会があるのかもしれませんね。