これは、私達の喉です。 小児科では、必ず喉を診ますので、アーンしてね、は避けられません。一度どこかでゲッなると、懲りてしまって力が入り,上手く口を開けられなくなってしまいますね。 イヤがると、舌の付け根が盛り上がってしまって、喉が見えなくなってしまいます。 すると舌を押し下げようとする、又ゲッとなる、の繰り返しです。可哀そうに、入って来る時から、口を押えて、拒否している子もいますよ。よっぽど懲りたんですね。 大丈夫、ゲッとならないから、と言うんですけど、なかなか、力が抜けません。 そういう時、口を開いて、アーっとおおきな声をだすと良いんですが、可哀そうに、声も出ない子がいますね。 この絵の舌を押し下げている物は、いかにもゴツくて恐ろし気ですが、本当はもっと優しい物ですよ。 大丈夫です。