さーて、やはりトップはインフルエンザですが、あまり休校とか、学級閉鎖とか聞かれませんね。当たり前だからかしら? 第2位は、感染性胃腸炎でした。 第3位は水ぼうそうです。
水ぼうそうは、いつも春先にやや多くなる傾向がありますが季節に拘わらず患者さんがいますね。 昔より良い薬が出ましたので、5日間位で治ります。全ての発疹がかさぶたになれば、もう感染力はありません。発疹の水の中にウィルスが生きているので、水がある間は感染力があります。それ以外にも、唾液、鼻水、涙などの中にもウィルスは生きています。 ワクチンを打っていても、防げる効果は75-80%位です。 でもやらないよりはすごく軽く済みますので、感染してしまった方もがっかりしないでくださいね。発疹も少なく、すぐ乾く方も多いですよ。 ワクチンをしてない方は、まあ、よくぞここまで、と思う位にびっしり発疹の出る方もいてかわいそうです。 熱も40度位出る方もいて、ワクチンを打ったら良かったね、と言うことになります。
でも人間って、いつでも良いとなるとつい後回しになってしまいがちです。そのうち、そのうち、と思っているとかかってしまう事が多いですね。特に保育園に行っているお子さん、感染し易いです。 今は、1歳になったら打って、2歳位でもう一度打つ、と変わりましたので、なるべく早く打って下さい。このように打つと年取ってからの帯状疱疹という病気もかなり防げます。この年齢を過ぎた方は、いつでも結構です。 たとえ、40歳でも50歳でもできますよ。歳とってからの帯状疱疹を防ぐ為に、老人になる前にワクチンを打つという考えも広まってきました。 あれは、かなり痛いし、神経痛の原因にもなるから、あまり罹りたくない病気です。ちょっと、このページを読んでいるママにはまだまだ先で、関係無いでしょうけどね。