院長ブログBLOG

隠れインフル

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インフルエンザの流行も終わりに近くなって来ました。 今年は、B型 が多かった為、殆ど熱が出ていなくても、検査を希望する方が多く難渋しました。この熱グラフは、そういう方の実際の体温表です。 赤い線が37度で、大きな枡が1日を表し、折れ線グラフになっています。 このような状態でもお子さんが 「ダルイ」とか 「寒けがする」と言うと検査を希望する方が居ます。 しかし、熱が出ていない方は、検査をしても、殆ど要請には為りませんし、治療の必要性は有りません。 例えば、”咳が出る” とか、”鼻水が出る” という自覚している症状には、必要ならばそれにたいする処方をしますが、インフルエンザ のウィルス を減らす薬は処方する意味が無いとされています。 受験生なのに家族にインフルエンザの人が出た場合は、予防に処方する事がありますが、これは保険は使えません。

ついでに言うとこの方はキチンと体温が測定出来ていませんね。 実際は、このように真っ平になる事は無いのですが、お子さんですから上手く測れなかったのでしょう。

全く、熱が出なくても B 型 インフルエンザの人がいる、という噂が広まったので、”家の子はインフルエンザかも” そうだったら、早く見つけて直しましょう、 という気持ちは判りますが、それは無理なんですよ。 それに、タミフル という有名な薬は、もう効かなくなってきました。 あまりにも沢山使った為に効かなくなってしまったんですよ。 しかも、タミフルを使った場合も、発熱が、1.5 日短くなるだけで、即座に治る夢のような薬ではありません。

またまたついでに、この写真の下の変な影は、私の指の影かも。下手ですね。

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