川崎市の先週の病気は、1.感染性胃腸炎 2.ヘルパンギーナ 3. 手足口病 でした。 感染性胃腸炎は相変わらず強いですね。ずっと上位に出ています。
感染性と言えば、いわゆる食中毒のような物もありますが、日本全国で今年は427例の食中毒がでたとの事でした。 今年は、O157 はあまり騒がれませんね。 私の所では、鶏肉の生っぽい物から感染するカンピロバクターという菌に感染した方が時折見えますが、かなり強い症状で、血便が出たり、下痢も酷いので大変ですよ。 子供には絶対罹って貰いたくないですね。子供が生っぽい肉を食べる事は無いでしょうけど手に着いた菌が子供の口に入ったりしないよう、気を付けて下さい。
昔は、目病み女に風邪ひき男 という言葉があったそうで、目の病気の女性がそっと目に手(手ぬぐいみたいな物?) をやったりしている所が良い風情だとされていたようです。 男の方は、風邪ひいて、ハックション、コホン、んて言っていて、いつもの元気が無くてちょっとションボリしてるのが良いのかしらね。 深い意味は知りませんけど、なんと無く風情と言うものが大切だったんでしょうね。感染性胃腸炎では、ゲーゲー吐いたり、下痢でトイレに駆け込んだりで、風情も何もありませんけど。
今、私の所では、リンゴホッペ病も少しいるし、相変わらず4月から細々と続いているオタフクもいますね。これから本格的に秋になると又、病気も秋模様になるかしら? お花にもウィルスにも、季節の変化があり、以前は病気にもしっかりと季節感があったのですが、最近は、12月に夏に病気のトビヒがあったり、感染性胃腸炎はずっと出ずっぱりだったりして、季節感が失われてきました。 小児科では、秋と言えば、インフルエンザワクチンが始まり、そして11月から感染性胃腸炎と決まっていたのですけどね。今は、もういろいろです。 小さい子の間では、”突発性発疹” という高熱がでるけど、重く無い病気が少し流行っていますよ。