川崎市のお子さんの先週の病気は、 インフルエンザ、 感染性胃腸炎 A群溶連菌 が多かったのですが、今年は、「インフルエンザが大流行」 とニュースでも騒がれていますね。 過去最多と報道されていますが、 これは、平成11年に今の方法で調べるようになってからの事ですから、そう多く無いと思いますよ。 以前、2009年に新型インフルエンザが出た時はもっと多かったような気がしますし、大正時代、 「スペイン風邪」 と恐れられた時は、大勢亡くなりました。 医療レベルも違いますから単純に比較できませんが、 少なくともインフルエンザで亡くなる方は減っていますね。 そして、先日の報道で、日本中で270万人の患者さんが出たと言っていましたが、日本の人口から考えるとそんなにビックリする程でも無いですね。 2% という処です。 まだまだ、流行が続くとしても 3% とか 4% という処でしょうか。 只、ハンディキャップの有る方とか、小さいお子さん、老人は、気を付けて下さいね。 多摩区のお子さんの患者さんは、減って来ています。 圧倒的に B 型が多いのですが、ワクチンとは合っているそうですので、この流行は、ワクチン不足と関係があるかも知れませんね。